Windowsで便利だった、マウスのホイールで画面の拡大・縮小。
Macではスクロールしかできず、少し残念ですよね。
設定や操作方法で、Macでも利用可能になります。
この記事では、マウスはMicrosoft社のSculpt Comfort Mouse (スカルプト コンフォート マウス)を使用した場合の例です。他社製品の場合、違う動きになることもありますのでご了承ください。
画面全体の拡大・縮小
『システム環境設定』から、『アクセシビリティ』を選択します。
『スクロールジェスチャと修飾キーを使ってズーム』のチェックボックスを”ON”にします。
ここでは修飾キーをコマンドキーを選択しました。
設定はこれだけです。
拡大したい箇所にマウスポインタを合わせ、コントロールキーを押しながらホイールを回すと、拡大・縮小ができます。正確には、マウスポインタの部分を中心にズーム操作が可能になります。
Windows の場合、コントロールキーとホイール操作でアクティブなウィンドウ内の表示だけが拡大・縮小できる機能ですので、少し動きは異なります。
Macでのこの操作の場合、画面全体が拡大されますので、上部のメニューバーや、下部のドックが見えなくなってしまいます。
少し動きは異なりますが、見にくい部分を一時的に拡大する用途では使える機能だと思います。
Excelでの拡大表示・縮小
Excelの場合、ウィンドウ内での拡大・表示が可能です。
controlボタン+commandボタンを押しながらホイールを操作すると拡大・縮小する可能です。
アクセシビリティでの設定による拡大・縮小とホイールの向きが逆になっていますので、注意が必要です。
ブラウザー(Chrome)での拡大表示・縮小
Chromeの場合、ショートカットキー(command+”+”,command+”-“)でウィンドウ内での拡大・表示が可能です。
残念ながら、標準機能ではマウスのホイールに割り当てることはできません。