Excel ズームイン ズームアウト ショートカットキー割り当て方法 Excel2016

Excelで表示を拡大・縮小する方法には、いくつかありますがキーボードのショートカットキーとしては登録されていません。
ちょっとした設定で利用可能になりますので、参考にしてみてください。

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拡大・縮小方法

標準機能で表示を拡大・縮小するには以下の方法があります。

  • メニューから、『表示』-『ズーム』から倍率を選択
  • 画面右下のズーム用のバーを操作
  • マウスのスクロールボタンを使用

メニューから、『表示』-『ズーム』

この場合、下記画面が表示されますので、倍率を選択または設定します。

う〜ん、これは一手間かかるので少し面倒ですね。

マウスのスクロールボタン

WindowsとMac版で必要なボタンが異なります。以下の通りです。

Windows版 ctrl+スクロールボタン
Mac版 commnad+control+スクロールボタン

ショートカットキー

さて、本題ですが、キーボードのショートカットキーについてです。
残念ながらデフォルトでは、ズームイン・ズームアウトのキーボードショートカットキーは設定されていません。そこで、ショートカットキーを追加登録します。

ショートカットキーの登録方法

  1. ズームイン・ズームアウト用のマクロを作成
  2. マクロのショートカットキーを登録

ズームイン・ズームアウトするためのマクロは以下の通りです。

Sub MyZoomIn()
   Dim ZP As Integer
   ZP = Int(ActiveWindow.Zoom * 1.1)
   If ZP > 400 Then ZP = 400
   ActiveWindow.Zoom = ZP
End Sub

Sub MyZoomOut()
   Dim ZP As Integer
   ZP = Int(ActiveWindow.Zoom * 0.9)
   If ZP < 10 Then ZP = 10
   ActiveWindow.Zoom = ZP
End Sub

マクロの登録を行います。

『マクロの記録』を実行し、マクロの保存先は、”個人用マクロブック”を選択します。(個人用マクロブックとは、開くブックファイルに関わらず、Excelを起動した際に必ず読み込まれるブックファイルです。今回登録するマクロがいつでも利用可能になります。)
VisualBasicのエディタ画面を表示し、先ほどのコードをコピーして貼り付ければ完成です。

ショートカットキーの登録

ショートカットキーを登録します。
下記の例では、ズームインをoption+command+bに、ズームアウトをoption+command+nに設定しています。

これで、ショートカットキーを押すことで、画面のズームイン、ズームアウトが可能になりました。

最後に

いかがだったでしょうか。標準のショートカットキーが設定されていないズームイン・ズームアウトですが、マクロを登録することで可能になりました。

※Mac版Excel2016での設定方法になりますので、ExcelのバージョンやWindows版では異なる箇所もあります。ご了承ください。

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