Windowsユーザの筆者が、Excel 2016 for Mac をできる限り使いやすく設定したカスタマイズ内容をまとめます。
Windowsと同じように使いたい
Macでの操作に慣れることも大切ですが、仕事でも使用しているExcel。2種類の操作方法は覚えずに、できる限り同じ使い勝手にしたいものです。
どのくらい違いがあるのか
まず、Windows版とMac版でどのくらい操作方法が違うのか。
実は、かなり同じだったりします。
ショートカットキー・ファンクションキーに着目します。
ショートカットキー
私がよく使うショートカットキーのWindowsとMacの違いについて、整理すると下表のとおりです。
Windows | Mac | |
コピー | CTRL+C | command+C |
ペースト | CTRL+V | command+V |
カット | CTRL+X | command+X |
やり直し | CTRL+Z | command+Z |
繰り返し | CTRL+Y | command+Y |
保存 | CTRL+S | command+S |
いかがでしょう。ほぼ同じ操作感で使用できますね。
ファンクションキー
私がよく使うファンクションキーのWindowsとMacの違いについて、整理すると下表のとおりです。
Windows | Mac | |
セルの値を編集 | F2 | CTRL+U
fn+F2 |
絶対参照、相対参照の形式変換($) | F4 | fn+F4 |
再計算 | F9 | fn+F9 |
ほぼ同じように使えるのですが、Macのfnキーを押すというのは少し面倒ですね。
こちらは簡単に変更することが可能です。
使いやすく
『システム環境設定』から『キーボード』を選択して設定します。
“□F1、F2などのキーを標準のファンクションキーとして使用”
の先頭のチェックボックスをONにします。
- これまでfnキーとの同時押しが設定されていた操作でfnキーを使用する必要がなくなります。
- これまでファンクションキーに割り当てられていた明るさ調整や音量調整などは、逆にfnキーと同時に押すことで利用可能になります。
簡単いうとファンクションの割り当てを入れて変えているということになります。
その他の操作
上記の他、Windowsと操作方法が異なり困ったものについて、以下に追加していく予定です。
Windows | Mac | |
セル内で改行 | ALT+enter | option+command+enter |