MacにもWindowsと同様に、便利なショートカットキーが多数用意されています。
まずは基本となるショートカットキーについて解説します。
メニューでの表示について
実際のショートカットキーの前に、覚えておきたいメニューバーでの表示内容についてです。
アプリケーションを起動すると、画面上部にメニューが表示されます。
このメニューから機能をマウスなどで選択することで操作できるのですが、メニューバーに表示されているショートカットキーを押せば同じ動作になります。
すなわちよく使う、機能についてはショートカットキーを覚えてしまえば、より早い操作が可能になるわけです。
ただ、メニューバーには見慣れない文字・記号があるかと思います。
それぞれの記号は、次のキーを表しています。
⌘ | コマンドキー | command |
⌥ | オプションキー | option |
⇧ | シフトキー | shift |
⌃ | コントロールキー | control |
多く、使われるのはこの4つのキーです。
これらと、英数字を組み合わせて押すことで、機能として動作するようになります。
例えば、上の例の場合、ファイルの新規作成は、⌘Nとありますので、
コマンドキーを押しながら『N』を押すと新規作成画面が開きます。
基本的なショートカットキー
ファイル操作で便利なショートカットーキー
ファイルの操作時に便利なショートカットキーには以下のようなものがあります。
ファイルのコピー | ⌘キー+C |
ファイルのカット | ⌘キー+X |
ファイルのペースト | ⌘キー+V |
ファイルの複製 | ⌘キー+D |
ファイルの削除 | ⌘キー+delete |
ファイルの複製ですが、Windowsの場合、ファイルをコピーして、同じ場所にペーストするとファイルのコピーが作成されますが、Macではペーストしてもファイルのコピーが作られません。その代わりに、ファイルを選択し、『ファイルの複製』を行うと、ファイルのコピーが作成されます。覚えておくと便利な機能です。
また、ファイルの削除ですが、ファイルが削除されるわけではなく、実際はゴミ箱に入る機能です。
編集作業で便利なショートカットキー
文章などの編集時に便利なショートカットキーには以下のようなものがあります。
選択範囲のコピー | ⌘キー+C |
選択範囲のカット | ⌘キー+X |
ペースト | ⌘キー+V |
取り消し | ⌘キー+Z |
やり直し | ⇧+⌘キー+Z ⌘キー+Y など |
編集時にも、Windowsと同様に、コピー・カット・ペーストのショートカットキーが使えます。
取り消しは一つ前の作業を取り消します。これもWindowsと同じですね。
やり直しですが、アプリケーションによって割り当てが異なります。⇧+⌘キー+Zが多いように思います。
最後に
最初、慣れるまでは大変ですが、覚えてしまえば非常に効率的になりますので、少しずつ覚えていきましょう。